スイッチは種類ごとに図記号の添え字が決まっています。なかでも位置表示灯と確認表示灯は、点灯するタイミングが逆なので取り違えやすい組み合わせです。
操作する場所の数で選ぶ
片切スイッチは 1 か所から入切する基本のスイッチです。3 路スイッチは 2 個 1 組で使い、階段の上下など 2 か所から同じ照明を入切できます。3 か所以上から操作したいときは、2 個の 3 路スイッチの間に 4 路スイッチを入れます。操作場所が n か所なら、3 路スイッチ 2 個と 4 路スイッチ(n − 2)個です。
表示灯付きスイッチの違い
位置表示灯内蔵スイッチは、スイッチが「切」のときにランプが点灯します。暗い場所でもスイッチの位置が分かるようにするためのもので、図記号の添え字は H です。確認表示灯内蔵スイッチは、スイッチが「入」のときにランプが点灯します。換気扇のように、動いているかどうかがその場で見えない負荷の運転を確かめるためのもので、添え字は L です。
図記号の添え字
スイッチの図記号は黒丸で、そばに添え字を付けて種類を表します。3 が 3 路、4 が 4 路、H が位置表示灯内蔵、L が確認表示灯内蔵、P がプルスイッチ、WP が防雨形、A が自動点滅器、R がリモコンスイッチ、D が遅延スイッチ。添え字が無ければ単極の片切スイッチです。配線図の問題では、この記号から器具を特定することが出発点になります。
試験ではこう出る
図記号と名称・用途の対応、3 路スイッチ回路の最少電線本数、複線図にしたときの結線が問われます。接地側の電線がある 100V の回路で片切スイッチを使うときは、スイッチを非接地側に入れます。接地側に入れると、スイッチを切っても器具に電圧がかかったままになり、電球の交換などで感電するおそれがあるためです。200V の回路では、2 本とも切る両切スイッチを使います。
つまずきポイント
H と L の取り違えが最も多い誤りです。「位置を知らせるのは暗いとき=切のとき」「運転を確かめるのは動いているとき=入のとき」と理由から覚えると逆になりません。なお、スイッチとは別に取り付けるパイロットランプは結線のしかたで、負荷と同時に点滅する、負荷と逆に点滅する、常に点灯する、の 3 通りになります。