令和4年度 上期 第二種電気工事士 過去問
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📚令和4年度 上期 過去問・解説一覧
※上の「クイズ形式」で学習した後、一覧で復習したい場合はこちらをご活用ください。全問の正解と詳しい解説を確認できます。
直流回路で、24Vの電源に8Ωの抵抗が接続されている。この抵抗で消費される電力[W]は。
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P=V²/R=24²/8=576/8=72W。またはI=V/R=24/8=3A、P=VI=24×3=72W。
直流回路で、10Ωと15Ωの抵抗が並列に接続されている。この並列回路の合成抵抗[Ω]は。
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R=R1×R2/(R1+R2)=10×15/(10+15)=150/25=6Ω。
100Vの電源に10Aの電流が流れる負荷を2時間使用した場合の電力量[kWh]は。
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P=VI=100×10=1000W=1kW。電力量W=P×t=1×2=2kWh。
交流回路で、抵抗30Ωと誘導性リアクタンス40Ωが直列に接続されている。回路のインピーダンス[Ω]は。
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Z=√(R²+X²)=√(30²+40²)=√(900+1600)=√2500=50Ω。3:4:5の比。
三相3線式回路で、線間電圧200V、Y結線された各相の負荷が10Ωのとき、線電流I[A]は。
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Y結線の相電圧=線間電圧/√3=200/1.732≒115.5V。線電流=相電流=115.5/10≒11.5A。
単相3線式回路で、電線1本当たりの抵抗が0.2Ω、平衡負荷で各100V側に15Aの電流が流れている。電線路の電力損失[W]は。
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平衡負荷では中性線電流=0。電力損失=2×I²×r=2×15²×0.2=2×225×0.2=90W。外側2本のみで損失計算。
抵抗に100Vの電圧を加えたとき5Aの電流が流れた。この抵抗の値[Ω]と消費電力[W]の組合せで正しいものは。
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R=V/I=100/5=20Ω。P=VI=100×5=500W。
金属管工事で、管内に直径1.6mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)3本を収めた場合、電線1本当たりの許容電流[A]は。ただし、周囲温度30℃以下、電流減少係数0.70。
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直径1.6mmのIV線の許容電流は27A。電流減少係数0.70を掛けると27×0.70=18.9A≒19A。
定格電流60Aの配線用遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して、4mの地点に過電流遮断器を施設するとき、分岐回路の電線の許容電流の最小値[A]は。
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分岐点から遮断器まで3m超8m以下なので幹線遮断器定格の35%以上が必要。60×0.35=21A。(3m以下は制限なし、8m超は55%以上)
低圧屋内配線の分岐回路で、配線用遮断器の定格電流が20Aの場合に使用する電線(軟銅線)の最小太さ(直径)[mm]は。
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20A分岐回路の電線は直径1.6mm以上(許容電流27A)。15A回路も1.6mm以上、30A回路は2.6mm以上。
配線用遮断器と漏電遮断器の主な違いとして、正しいものは。
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漏電遮断器(ELB)は零相変流器で地絡電流(漏電)を検出する機能がある。テストボタンは漏電遮断器に付いている。漏電遮断器は過電流保護機能も兼ねているものが一般的。
600Vビニル絶縁電線(IV線)の最高許容温度[℃]は。
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IV線の絶縁体(ビニル)の最高許容温度は60℃。HIV線は75℃、架橋ポリエチレン(CV)は90℃。
三相誘導電動機の回転方向を変える方法は。
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三相誘導電動機の回転方向を逆にするには、3本の結線のうち任意の2本を入れ替える。3本全て入れ替えると相順は変わらない。
進相コンデンサを電動機と並列に接続する目的は。
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進相コンデンサは誘導性負荷の遅れ力率を改善するために並列接続する。力率改善により電流が減少し電力損失が軽減される。
定格電流20Aの配線用遮断器に定格の1.25倍(25A)の電流が継続して流れたとき、自動的に動作しなければならない時間[分]の限度は。
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定格20Aは「30A以下」区分。1.25倍の電流が流れた場合、30A以下の遮断器は60分以内に動作しなければならない(JIS C 8201-2-1)。
写真に示す材料の名称は。(写真:VVFケーブルを木造の壁面に固定するための二つ爪の金具)
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ステープルはVVFケーブルを木造造営材に固定する二つ爪の金具。打ち込んで使用する。サドルは金属管を固定する。
写真に示す器具の名称は。(写真:零相変流器=漏電遮断器に内蔵されるドーナツ形のコア)
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零相変流器(ZCT)はドーナツ形のコアで、漏電(地絡電流)を検出する。正常時は往復電流の合計がゼロだが、漏電すると差が生じて検出される。
写真に示す工具の名称は。(写真:金属管を曲げるための長いハンドル付きの工具)
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パイプベンダは金属管を曲げるための工具。長いハンドルを使ってテコの原理で管を曲げる。パイプカッタは切断用。
直径1.6mmの電線4本をリングスリーブで接続する場合、使用するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)は。
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1.6mm×4本→小スリーブ・小刻印。選定表:1.6mm×2本→小/○、1.6mm×3~4本→小/小。
低圧屋内配線工事で、合成樹脂管工事に関する記述として不適切なものは。
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CD管はコンクリート埋設専用で自己消火性がないため、屋外露出配管には使用できない。屋外露出配管にはPF管を使用する。よってハが不適切。
金属管工事で金属管を切断した後に行う作業として、正しいものは。
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金属管を切断した後はリーマで管内面のバリを取り除く。バリが残ると電線の被覆を傷つける。さらに絶縁ブッシングを取り付けて電線を保護する。
D種接地工事の接地抵抗値の上限[Ω]は。ただし、漏電遮断器は設置されていない。
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D種接地工事の接地抵抗は原則100Ω以下。0.5秒以内に電路を自動遮断する漏電遮断器がある場合は500Ω以下に緩和。本問は設置なしなので100Ω以下。
ケーブル工事で、VVFケーブルの支持点間の最大距離[m]は。
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ケーブル工事の支持点間距離は2m以下。造営材の下面に沿って取り付ける場合も同様。人が触れるおそれがない場所で垂直に取り付ける場合のみ6m以下まで認められる(電技解釈ケーブル工事規定)。
接地抵抗計の測定方法として、正しいものは。
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接地抵抗計は補助接地極(E・P・C)2本を使い、3極法で被測定接地極の抵抗を測定する。テスターでは正確に測定できない。
使用電圧100V(対地電圧100V)の低圧電路で使用する絶縁抵抗計の定格測定電圧[V]は。
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電路の対地電圧が150V以下の場合、定格測定電圧125Vの絶縁抵抗計を使用する。150V超は250V、300V超は500Vを使用。
電気工事士法における第二種電気工事士の作業範囲として、正しいものは。
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第二種電気工事士は一般用電気工作物(低圧受電の住宅・店舗等)の電気工事ができる。自家用電気工作物は第一種が必要。
電気用品安全法における特定電気用品に該当するものは。
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漏電遮断器は特定電気用品(◇PSEマーク)に該当。構造や使用方法から危険性が高いと判断される電気用品。電線管、蛍光灯器具、換気扇は特定電気用品以外。
一般用電気工作物に関する記述で、正しいものは。
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出題当時、太陽電池発電設備は出力50kW未満で低圧受電の場合のみ一般用電気工作物(50kW以上は自家用)。高圧受電は一般用ではない。低圧でも発電設備の出力により自家用になる場合があり、主任技術者は不要。※ 2023-03-20 法改正以降、出力10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備は「小規模事業用電気工作物」に分類されます。
電気工事士が電気工事の作業中に携帯しなければならないものは。
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電気工事士は作業中に電気工事士免状を携帯しなければならない。求められた場合は提示する義務がある。
使用電圧200V(対地電圧200V)の電路の絶縁抵抗値の最小値[MΩ]は。
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対地電圧200Vは「150V超300V以下」の区分。絶縁抵抗値は0.2MΩ以上が必要。
配線図の図記号で、コンセントの一般的な記号は。
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コンセントは壁面の線に接する半円と横棒で表す。二重丸(◎)は引掛シーリング、丸に×はダウンライト。
配線図の図記号「S3」(3路スイッチ)2個と「S4」(4路スイッチ)1個を組み合わせて使用する場合、何箇所からの照明制御が可能か。
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3路スイッチ(S3)2個+4路スイッチ(S4)1個で3箇所からの制御が可能。4路スイッチを増やすと4箇所以上も可能。本問はS3が2個とS4が1個の基本構成で3箇所。
単相100Vの電灯回路で、片切スイッチの配線に必要な電線本数(心線数)は。スイッチから照明器具まで。
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片切スイッチから照明器具までの配線は2本。電源からスイッチまでも2本(接地側は直接照明へ、非接地側がスイッチ経由)。
分電盤の略号「BE」で表される機器は。
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BEは漏電遮断器(Breaker with Earth leakage)の略号。Bは配線用遮断器、MSは電磁開閉器、WHは電力量計。
配線図で蛍光灯を表す図記号は。
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蛍光灯は細長い楕円形の図記号。丸(○)は白熱灯、丸に×はダウンライト、◎は引掛シーリング。
ボックス内に1.6mm×3本の接続が1箇所と、2.0mm×2本の接続が1箇所ある場合、使用するリングスリーブの組合せは。
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1.6mm×3本→小スリーブ・小刻印。2.0mm×2本→小スリーブ・小刻印 (JIS C 2806、「中」ではない)。合計:小(小)2個。
ボックス内に2本接続が2箇所と4本接続が1箇所ある場合、差込形コネクタの種類と最少個数は。
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2本接続2箇所→2本用2個。4本接続1箇所→4本用1個。合計:2本用2個+4本用1個。
VVFケーブルの記号「VVF 1.6-3C」の意味は。
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VVF 1.6-3Cは直径1.6mm、3心(3本の心線)のVVFケーブル。Cはcore(心線)の略。接地極付コンセントや3路スイッチの配線に使用。
コンセントの図記号で「ET」が付いたものが示す種類は。
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ETは接地端子付(Earthing Terminal)コンセント。Eは接地極付、WPは防雨形、LKは抜け止め形。洗濯機やエアコン用に使用。
200V用のエアコンに接続するコンセントの種類として、正しいものは。
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200Vのエアコンには接地極付コンセント(20A 250V)を使用する。100V用コンセントとは刃の形状が異なり誤接続を防止。
電力量計(WHM)を表す配線図の図記号は。
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電力量計は丸の中にWHの図記号。Wは電力計、Aは電流計、Vは電圧計。
配線図の図記号で「H」が付いた照明器具が示すものは。
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Hは水銀灯(Hg lamp)。丸にHを記入して表す。工場の高天井照明などに使用。
配線図で、分電盤から各回路への配線に破線が使われている場合、何を示すか。
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破線は床隠ぺい配線を示す。実線は天井隠ぺい配線、太い実線は露出配線。配線図の基本表記。
ボックス内に1.6mm×2本の接続が2箇所、1.6mm×4本の接続が1箇所ある場合、圧着マーク(刻印)の組合せは。
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1.6mm×2本→○刻印が2箇所。1.6mm×4本→小刻印が1箇所。合計:○2個+小1個。
ボックス内に3本接続が1箇所と4本接続が1箇所ある場合、差込形コネクタの最少個数は。
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3本接続→3本用1個。4本接続→4本用1個。合計:3本用1個+4本用1個。
写真に示す器具の名称は。(写真:壁面に埋め込んで設置する単極スイッチと連用取付枠)
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埋込連用タンブラスイッチは壁面に埋め込む一般的なスイッチ。連用取付枠に取り付けて使用する。最も広く使われているスイッチ。
写真に示す材料の名称は。(写真:合成樹脂製の配線用ボックスで、VVFケーブルの接続に使う丸型のもの)
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VVF用ジョイントボックスは合成樹脂製の丸型ボックスで、VVFケーブルの接続に使用する。ケーブル工事(木造住宅)で多用。
写真に示す器具の名称は。(写真:引掛シーリングの角型で、天井面直付けのもの)
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引掛シーリング角型は天井面に直付けする器具。照明器具を引っ掛けて取り付ける。丸型と角型があるが機能は同じ。
写真に示す器具の名称は。(写真:100V 15A用の埋込連用コンセントで二口タイプ)
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埋込連用コンセント2口は壁面に埋め込んで使用する一般的なコンセント。15A 125Vが標準仕様。
写真に示す工具の名称は。(写真:ケーブルの外装と心線被覆を剥離するVVFストリッパ)
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VVFストリッパはVVFケーブル専用の外装と心線被覆を一度に剥離する工具。技能試験の必須工具。ワイヤストリッパは単線の被覆剥離用。