令和3年度 上期 第二種電気工事士 過去問
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📚令和3年度 上期 過去問・解説一覧
※上の「クイズ形式」で学習した後、一覧で復習したい場合はこちらをご活用ください。全問の正解と詳しい解説を確認できます。
直流回路で、10Vの電源に2Ωと3Ωの抵抗が直列に接続されている。3Ωの抵抗にかかる電圧[V]は。
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合成抵抗R=2+3=5Ω。I=V/R=10/5=2A。3Ωの電圧=IR=2×3=6V。分圧でも10×3/5=6V。
断面積3.5mm²、長さ200mの銅導線の電気抵抗[Ω]は。ただし、銅の抵抗率を1.72×10⁻⁸ Ω・mとする。
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R=ρL/A=1.72×10⁻⁸×200/(3.5×10⁻⁶)=344×10⁻⁸/3.5×10⁻⁶=0.983Ω≒0.98Ω。
200Vの電源に50Ωの抵抗を接続した。消費電力[W]は。
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P=V²/R=200²/50=40000/50=800W。
交流回路で、抵抗12Ωと誘導性リアクタンス16Ωが直列に接続されている。回路のインピーダンス[Ω]は。
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Z=√(R²+XL²)=√(12²+16²)=√(144+256)=√400=20Ω。3:4:5の比(×4)。
三相3線式回路で、線間電圧200V、Δ結線された各相の負荷が20Ωのとき、線電流I[A]は。
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Δ結線の相電流=線間電圧/相抵抗=200/20=10A。線電流=√3×相電流=1.732×10≒17.3A。
電線の抵抗に関する記述で、正しいものは。
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R=ρL/Aより、抵抗は長さに比例し断面積に反比例する。長さ2倍で抵抗2倍、断面積2倍で抵抗1/2。
単相2線式回路で、電線1本の抵抗が0.1Ω、負荷電流が15Aのとき、電線路の電力損失[W]は。
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単相2線式の電力損失=2×I²×r=2×15²×0.1=2×225×0.1=45W。
金属管工事で、管内に直径2.0mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)3本を収めた場合、電線1本当たりの許容電流[A]は。ただし、周囲温度30℃以下、電流減少係数0.70。
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直径2.0mmのIV線の許容電流は35A。電流減少係数0.70を掛けると35×0.70=24.5A≒24A。
低圧屋内配線の分岐回路で、配線用遮断器の定格電流が30Aの場合に使用するコンセントの定格電流として正しいものは。
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30A分岐回路のコンセントは定格20A以上30A以下のものを使用する。20A回路は20A以下、15A回路は15A以下。
定格電流40Aの配線用遮断器で保護された幹線から分岐して、3m以下の位置に過電流遮断器を施設する場合、分岐回路の電線の許容電流の最小値[A]は。
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分岐点から過電流遮断器までの距離が3m以下の場合は、分岐回路の電線の許容電流に制限はない。
誘導電動機の特性として、正しいものは。
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誘導電動機は始動時に定格電流の5〜7倍の始動電流が流れる。力率は100%にならず遅れ力率。交流専用。
耐熱ビニル電線(HIV線)の絶縁体の最高許容温度[℃]は。
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HIV線の最高許容温度は75℃。IV線は60℃、CVケーブルは90℃。HIVはHeat-resistant IV。
単相100Vの電灯回路にスイッチを取り付ける場合、スイッチを接続する電線は。
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スイッチは非接地側電線(黒線)に接続する。接地側(白線)にスイッチを入れると、スイッチOFFでも器具に電圧がかかり危険。緑は接地線。
漏電遮断器のテストボタンの目的は。
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テストボタンは漏電遮断器の動作確認用。押すと擬似的な漏電電流を流し、正常なら遮断器がトリップする。月1回程度の定期テストが推奨。
定格電流50Aの配線用遮断器に定格の1.25倍(62.5A)の電流が継続して流れたとき、自動的に動作しなければならない時間[分]の限度は。
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定格 50A の配線用遮断器は「30A超〜50A以下」区分。1.25 倍 (62.5A) が継続して流れた場合、本区分の動作時間は 60 分以内 (電技解釈 第37条 別表 37-2)。120 分以内は「50A超〜100A以下」区分の限度。
写真に示す器具の名称は。(写真:プラスチック製で、天井面に取り付ける丸型の引掛シーリング)
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引掛シーリング丸型はプラスチック製で天井に直付けする器具。丸型は天井に埋め込まずビス留め。照明器具を引っ掛けて取り付ける。
写真に示す器具の用途は。(写真:タイムスイッチ=時間設定のダイヤルとON/OFFスイッチを備えた機器)
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タイムスイッチは設定した時刻に自動的に照明やポンプなどをON/OFFする。周囲の明るさで動作するのは自動点滅器。
写真に示す工具の名称は。(写真:圧着ペンチ=黄色い柄で、リングスリーブを圧着する工具)
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リングスリーブ用圧着工具(圧着ペンチ)は黄色い柄が特徴。JIS C 9711適合品で○・小・中の刻印ダイスがある。技能試験の必須工具。
直径1.6mmの電線2本と直径2.0mmの電線1本をリングスリーブで接続する場合、使用するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)は。
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1.6mm×2本+2.0mm×1本→小スリーブ・小刻印。選定表に基づく組合せ。
低圧屋内配線工事で、金属管工事に関する記述として正しいものは。
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金属管内では電線の接続をしてはならない。接続はボックス内で行う。管内は絶縁電線を使用。支持点間距離は2m以下。金属管にはD種またはC種接地工事が必要。
ケーブル工事で使用できない場所は。
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ケーブル工事は施工場所の制限が最も少なく、コンクリート壁面、隠ぺい場所、湿気の多い場所などほぼ全ての場所で施工可能。
使用電圧300V以下の金属管工事で、D種接地工事を省略できる条件は。
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使用電圧300V以下で、乾燥した場所に施設し金属管の長さが4m以下の場合はD種接地工事を省略できる。なお対地電圧150V以下・乾燥場所・簡易接触防護措置を施した場合は8m以下まで省略可(電技解釈第178条)。
アウトレットボックスの主な用途は。
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アウトレットボックスは金属管工事で電線の引き入れや接続、照明器具やコンセントの取り付けに使用する金属製の箱。
電気工事で使用する絶縁テープの巻き方として、正しいものは。
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絶縁テープは半幅以上重ねて2回(自己融着テープなら1回)以上巻く。隙間なく確実に絶縁処理をする。
使用電圧200V(対地電圧200V)の三相3線式電路で使用する絶縁抵抗計の定格測定電圧[V]は。
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対地電圧200Vは「150V超300V以下」の区分。定格測定電圧250Vの絶縁抵抗計を使用する。150V以下は125V、300V超は500V。
電気工事士法で定められている第二種電気工事士の義務として、正しいものは。
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第二種電気工事士は作業中に免状を携帯する義務がある。定期講習は第一種のみ義務。免状に更新や有効期限はない。
電気用品安全法で、特定電気用品に表示される記号は。
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特定電気用品は◇(ひし形)PSEマーク。特定電気用品以外は○(丸)PSEマーク。JISやJETは別の規格。
一般用電気工作物に該当しないものは。
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高圧受電の設備は自家用電気工作物であり一般用電気工作物ではない。太陽電池は50kW未満なら一般用(20kWは該当)。低圧受電の住宅・店舗は一般用。
電気工事士でなくてもできる軽微な工事として、正しいものは。
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引掛シーリングに照明器具を取り付ける作業は電気工事に該当しない(軽微な作業)。コンセント交換、遮断器増設、配線延長は電気工事士が必要。
使用電圧100V(対地電圧100V)の単相2線式電路の絶縁抵抗値の最小値[MΩ]は。
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対地電圧100Vは「対地電圧150V以下」の区分。絶縁抵抗値は0.1MΩ以上が必要。
配線図の図記号「SH」で示すスイッチの種類は。
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SHは確認表示灯付スイッチ。スイッチON時に表示灯が点灯し、離れた場所から通電状態を確認できる。SLは位置表示灯付。
配線図の図記号「◎」(二重丸)が示す器具は。
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◎(二重丸)は引掛シーリング(天井直付け)を示す図記号。照明器具を取り付けるための器具。
3路スイッチ間の配線に使用するVVFケーブルの最少心線数は。
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3路スイッチ間は3本の電線が必要。共通端子(0番)+切替端子(1番・3番)。VVF 1.6-3Cを使用する。
配線図で分電盤の「B」の略号が示す機器は。
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Bは配線用遮断器(Breaker)の略号。BEは漏電遮断器、WHは電力量計。
配線図で「E19」と表記されている場合、何を示すか。
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Eは薄鋼電線管を示し、数字は内径(mm)。E19は内径19mmの薄鋼電線管。PFはPF管、CDはCD管を示す。
ボックス内に2.0mm×2本の接続が2箇所ある場合、使用するリングスリーブの組合せは。
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2.0mm×2本→小スリーブ・小刻印 (JIS C 2806)。2箇所なので小(小刻印)2個。
ボックス内に3本接続が1箇所と2本接続が2箇所ある場合、差込形コネクタの種類と最少個数は。
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3本接続1箇所→3本用1個。2本接続2箇所→2本用2個。合計:3本用1個+2本用2個。
配線図の図記号で「WP」が付いたコンセントが示す種類は。
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WPはWater Proofの略で防雨形コンセント。雨除けカバー付きで屋外に設置できる。LKは抜け止め形、Eは接地極付、ETは接地端子付。
配線図の図記号で、単相100V 15Aのコンセントの標準的な表記は。
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コンセントは壁面の線に接する半円と横棒で表す。二重丸は引掛シーリング、丸にFは換気扇、丸に×はダウンライト。
木造住宅の屋内配線で最も一般的に使用される工事方法は。
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木造住宅の屋内配線はVVFケーブルを使ったケーブル工事が最も一般的。施工が容易でコストが低い。金属管工事はRC造で多い。
配線図の図記号で「R」が示す器具は。
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Rはランプレセプタクル(Receptacle)の略号。白熱電球を取り付ける陶器製のソケット。
配線図の略号「A」で表される計器の名称は。
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Aは電流計(Ammeter)の略号。Vは電圧計、Wは電力計、WHは電力量計。
配線図で天井隠ぺい配線を表す線の種類は。
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天井隠ぺい配線は実線で表す。床隠ぺい配線は破線。露出配線は太い実線で表す。
ボックス内に1.6mm×2本の接続が1箇所、1.6mm×3本の接続が1箇所、2.0mm×2本の接続が1箇所ある場合、使用するリングスリーブと刻印の組合せは。
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1.6mm×2本→○刻印 1箇所。1.6mm×3本→小スリーブ・小刻印 1箇所。2.0mm×2本→小スリーブ・小刻印 1箇所 (JIS C 2806)。合計:○1個+小2個。
ボックス内に4本接続が2箇所ある場合、差込形コネクタの最少個数は。
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4本接続が2箇所なので、4本用コネクタを2個使用する。
写真に示す器具の名称は。(写真:アウトレットボックス=金属製の四角い箱で、側面にノックアウト穴がある)
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アウトレットボックスは金属製の四角い箱で、側面にノックアウト穴がある。金属管工事で電線を引き入れ接続する場所に設ける。
写真に示す材料の名称は。(写真:差込形コネクタ=透明な樹脂製で複数の電線を差し込んで接続する器具)
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差込形コネクタは透明な樹脂製で、電線を差し込むだけで接続できる。2本用〜8本用まである。絶縁テープ不要。
写真に示す器具の名称は。(写真:端子台=複数のネジ端子が並んだ配線器具)
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端子台は複数のネジ端子が並んだ配線器具で、制御盤内や分電盤内で電線の接続に使用する。技能試験でも使用される。
写真に示す材料の名称は。(写真:サドル=金属管を壁面などに固定するための金属製の取付金具)
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サドルは金属管を壁面や天井に固定するための金属製取付金具。ステープルはVVFケーブル用。
写真に示す工具の名称は。(写真:合成樹脂管用カッタ=PF管やCD管を切断する工具)
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合成樹脂管用カッタはPF管やCD管を切断する専用工具。金属管の切断にはパイプカッタや金切りのこを使用。