令和3年度 下期 第二種電気工事士 過去問
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📚令和3年度 下期 過去問・解説一覧
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直流回路で、15Vの電源に3Ωの抵抗が接続されている。抵抗で消費される電力[W]は。
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P=V²/R=15²/3=225/3=75W。またはI=15/3=5A、P=VI=15×5=75W。
6Ωと3Ωの抵抗が並列に接続された回路に18Vの電圧を加えた。回路全体に流れる電流[A]は。
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並列合成抵抗R=6×3/(6+3)=18/9=2Ω。I=V/R=18/2=9A。または各分岐電流:18/6+18/3=3+6=9A。
100Vの電源に40Ωの抵抗を接続した。抵抗に流れる電流[A]は。
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I=V/R=100/40=2.5A。オームの法則。
交流回路で、抵抗6Ωとリアクタンス8Ωが直列に接続されている。100Vの電圧を加えたとき流れる電流[A]は。
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Z=√(6²+8²)=√(36+64)=√100=10Ω。I=V/Z=100/10=10A。
三相3線式回路で、線間電圧200V、Y結線された各相の負荷が40Ωのとき、相電流I[A]は。
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Y結線の相電圧=線間電圧/√3=200/1.732≒115.5V。相電流=115.5/40≒2.9A。Y結線では線電流=相電流。
単相3線式回路(100V/200V)で、200Vの回路を使用する利点は。
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P=VIより、同じ電力なら電圧が2倍になると電流が半分になる。電流が小さいので電線を細くでき電力損失も少ない。漏電の危険や絶縁抵抗測定の必要性は変わらない。
200Vの電熱器で500Wのヒータを使用した。ヒータの抵抗[Ω]は。
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R=V²/P=200²/500=40000/500=80Ω。
直径2.6mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の許容電流[A]は。ただし、周囲温度30℃以下、電流減少係数を考慮しないものとする。
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直径2.6mm(断面積5.5mm²)のIV線の許容電流は48A。1.6mm→27A、2.0mm→35A、2.6mm→48A。
配線用遮断器の定格電流が40Aの分岐回路で使用する電線(軟銅線)の最小断面積[mm²]は。
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40A分岐回路の電線は断面積8mm²以上。30A回路は5.5mm²(直径2.6mm)以上、50A回路は14mm²以上。
定格電流50Aの配線用遮断器で保護された幹線から分岐して、10mの地点に過電流遮断器を施設するとき、分岐回路の電線の許容電流の最小値[A]は。
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分岐点から遮断器まで8m超なので幹線遮断器定格の55%以上が必要。50×0.55=27.5A。(3m以下は制限なし、3m超8m以下は35%以上)
蛍光灯に使用する安定器の役割は。
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安定器は蛍光灯の始動時に高電圧を発生させてアーク放電を開始し、点灯後はランプ電流を一定に制限する。
600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(VVF)で使用されている絶縁体は。
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VVFケーブルの絶縁体と外装(シース)はどちらもビニル(塩化ビニル)。CVケーブルは架橋ポリエチレン絶縁。
ネオン変圧器の二次側に接続する放電管工事は、だれが施工できるか。
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ネオン工事は特殊電気工事に該当し、特殊電気工事資格者(ネオン工事)の認定を受けた者のみ施工できる。非常用予備発電装置工事も特殊電気工事。
金属線ぴ(メタルモール)の用途は。
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金属線ぴ(メタルモール)は露出場所で電線を保護し見栄えよく配線する金属製のカバー。壁面に沿って取り付ける。
定格電流15Aの配線用遮断器に定格の2倍(30A)の電流が継続して流れたとき、自動的に動作しなければならない時間[分]の限度は。
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定格の2倍の電流の場合:30A以下は2分以内に動作しなければならない。定格15Aは「30A以下」区分なので2分以内。
写真に示す材料の名称は。(写真:リングスリーブ=円筒形の金属製スリーブで電線を圧着接続する)
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リングスリーブは円筒形の金属製スリーブ。専用の圧着工具で電線を圧着接続する。小・中・大の3種類。
写真に示す器具の名称は。(写真:埋込連用タンブラスイッチ=壁面に埋め込む片切スイッチ)
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埋込連用タンブラスイッチは壁面に埋め込んで使用する最も一般的なスイッチ。連用取付枠に取り付ける。
写真に示す工具の用途は。(写真:ウォータポンププライヤ=開口幅を何段階に調節できる大型のプライヤ)
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ウォータポンププライヤは開口幅を調節でき、アウトレットボックスのロックナットやブッシングの締め付け・取り外しに使用する。
直径2.0mmの電線1本と直径1.6mmの電線1本をリングスリーブで接続する場合、使用するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)は。
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2.0mm×1本+1.6mm×1本は小スリーブを使用するが、断面積合計から圧着マークは「小」(JIS C 2806)。○マークは 1.6mm×2本など断面積が小さい場合のみ。
低圧屋内配線工事で、絶縁電線の接続で満たすべき条件として、誤っているものは。
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管内の電線接続は禁止。接続はボックス内で行う。イ・ロ・ハはいずれも正しい条件。よってニが誤り。
合成樹脂管工事において、PF管とCD管の違いに関する記述で、正しいものは。
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PF管(グレー)は自己消火性があり屋内外で使用可能。CD管(オレンジ)は自己消火性がなくコンクリート埋設専用。
接地工事の種類と接地抵抗値の組合せで、正しいものは。ただし、漏電遮断器は設置されていない。
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A種接地工事の接地抵抗は10Ω以下。B種は変圧器容量で算出。C種は10Ω以下。D種は100Ω以下(漏電遮断器ありで500Ω以下に緩和)。
金属管工事で使用されるねじなし電線管の特徴は。
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ねじなし電線管(E管のねじなし型)はねじ切りが不要で、ねじなしカップリングやねじなしコネクタで接続する。金属製で接地工事が必要。屋外でも使用可能。
竣工検査で測定すべき項目に含まれないものは。
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竣工検査では絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、導通試験、目視検査などを行う。電力量の測定は竣工検査に含まれない。
使用電圧200V(対地電圧200V)の低圧電路の絶縁抵抗値の最小値[MΩ]は。
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対地電圧200Vは「150V超300V以下」の区分。絶縁抵抗値は0.2MΩ以上が必要。
第二種電気工事士が従事できる工事の範囲は。
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第二種電気工事士は一般用電気工作物に限り電気工事に従事できる。自家用は第一種または認定電気工事従事者が必要。
電気工事士免状の交付を受けた者が、免状の記載事項に変更を生じたとき、書換えが必要な場合は。
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電気工事士免状の記載事項(氏名)に変更が生じたときは書換えが必要。住所や勤務先は免状の記載事項ではないので不要。
低圧受電で出力15kWの風力発電設備を有する住宅は、一般用電気工作物に該当するか。
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風力発電設備は出力20kW未満で低圧受電なら一般用電気工作物に該当する。15kWは20kW未満なので該当する。太陽電池は50kW未満、燃料電池は10kW未満が条件。
電気工事士が電気工事に使用する電気用品は、どのような表示があるものを使用しなければならないか。
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電気工事士は電気用品安全法に基づくPSEマーク(◇又は○)が表示された電気用品を使用しなければならない。
D種接地工事の接地抵抗値として、0.5秒以内に電路を自動遮断する漏電遮断器が設置されている場合の上限[Ω]は。
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D種接地工事は原則100Ω以下だが、0.5秒以内に電路を自動遮断する漏電遮断器がある場合は500Ω以下に緩和される。
配線図の図記号で、接地端子を示す記号は。
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接地端子の図記号は横棒が3本短くなっていく記号(アース記号)。JISで統一された記号。
配線図の略号「CH」で示す照明器具は。
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CHはシャンデリア(Chandelier)の略号。DLはダウンライト、CLはシーリングライト、Hは水銀灯。
単相100Vの照明回路で、スイッチと照明器具の間に非接地側電線と接地側電線を配線する場合、必要な最少電線本数は。
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スイッチから照明器具までは、スイッチで切れた非接地側と接地側の2本で配線する。VVF 1.6-2Cが一般的。
配線図の図記号で「S」のみで表示されるスイッチの種類は。
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Sのみは単極スイッチ(片切スイッチ)。S3は3路、S4は4路、SHは確認表示灯付、SLは位置表示灯付。
VVFケーブル「VVF 2.0-2C」の意味は。
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VVF 2.0-2Cは直径2.0mmの心線が2本入ったVVFケーブル。Cはcore(心線)。20A分岐回路などで使用される(30A分岐回路は2.6mm相当以上が必要)。
ボックス内に1.6mm×2本の接続が1箇所と、1.6mm×2本+2.0mm×1本の接続が2箇所ある場合、使用するリングスリーブの組合せは。
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1.6mm×2本→○が1箇所。1.6mm×2本+2.0mm×1本→小が2箇所。合計:○1個+小2個。
ボックス内に3本接続が3箇所ある場合、差込形コネクタの種類と最少個数は。
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3本接続が3箇所なので3本用コネクタを3個使用。接続箇所ごとに1個が必要。
配線図の図記号で「E」が付いたコンセントが示す種類は。
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Eは接地極付(Earth)コンセント。ETは接地端子付、WPは防雨形、LKは抜け止め形。
配線図で、天井に直付けするペンダントを表す図記号は。
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ペンダントは丸から下に線(コード)が伸びている図記号。天井から吊り下げる照明。丸に×はダウンライト。
単相3線式の配線で、200V回路に使用するVVFケーブルの最少心線数は。
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200V回路はL1-L2の2本+接地線1本で計3本が必要。接地極付コンセントに接続するため接地線が必要。VVF 2.0-3Cを使用。
住宅の配線で、点検口のある天井裏に設けるジョイントボックスの図記号は。
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黒丸(●)はジョイントボックス(アウトレットボックス含む)を示す。電線の接続箇所を表す。
配線図で「VVR」と表記されるケーブルの特徴は。
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VVRはビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形。断面が丸形で心線の間に介在物がある。VVFは平形。CVは架橋ポリエチレン絶縁。
配線図で「PF16」と表記されている場合、何を示すか。
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PF16はPF管(合成樹脂製可とう電線管)で呼び16(内径に近い数値)。PF管はグレーで自己消火性あり。
ボックス内に2.0mm×2本の接続が1箇所、1.6mm×2本の接続が2箇所ある場合、圧着マーク(刻印)の組合せは。
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2.0mm×2本→小スリーブ・小刻印 (JIS C 2806、「中」ではない)。1.6mm×2本→○刻印 ×2箇所。合計:小1個+○2個。
ボックス内に2本接続が1箇所と5本接続が1箇所ある場合、差込形コネクタの最少個数は。
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2本接続→2本用1個。5本接続→5本用1個。合計:2本用1個+5本用1個。
写真に示す器具の名称は。(写真:4路スイッチ=4端子を持つスイッチ)
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4路スイッチは4端子を持つスイッチ。3箇所以上から照明を制御する場合に3路スイッチ2個の間に入れて使用する。
写真に示す材料の名称は。(写真:エントランスキャップ=建物への引込線取付部に使用する雨水侵入防止の金具)
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エントランスキャップは金属管の先端に取り付け、雨水の侵入を防ぐ。建物引込口の上向き管端に使用。ターミナルキャップは下向き用。
写真に示す器具の名称は。(写真:抜け止め形コンセント=プラグを回して固定するタイプのコンセント)
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抜け止め形コンセントはプラグを差し込んでから回すことで固定し、不用意に抜けることを防ぐ。冷蔵庫等に使用。LKの記号。
写真に示す器具の名称は。(写真:連用取付枠=スイッチやコンセントを壁に取り付けるための枠)
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連用取付枠はスイッチやコンセントをスイッチボックスに取り付けるための金属製の枠。3連まで取付可能。
写真に示す工具の名称は。(写真:張線器=架空配線で電線を引っ張って張力をかける工具)
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張線器(シメラー)は架空配線やメッセンジャーワイヤを張る際に電線に張力をかける工具。ラチェット機構で引っ張る。