令和2年度 上期 第二種電気工事士 過去問
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📚令和2年度 上期 過去問・解説一覧
※上の「クイズ形式」で学習した後、一覧で復習したい場合はこちらをご活用ください。全問の正解と詳しい解説を確認できます。
直流回路で、20Vの電源に4Ωと6Ωの抵抗が直列に接続されている。回路に流れる電流I[A]は。
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合成抵抗R=4+6=10Ω。I=V/R=20/10=2A。
4Ωと12Ωの抵抗が並列に接続されている。この回路に12Vの電圧を加えたとき、4Ωの抵抗に流れる電流[A]は。
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並列なので各抵抗にかかる電圧は同じ12V。4Ωに流れる電流=12/4=3A。
100Vの電源で2kWの電熱器を5時間使用した。消費電力量[kWh]は。
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消費電力量=P×t=2kW×5h=10kWh。
交流回路で、抵抗8Ωと誘導性リアクタンス6Ωが直列に接続されている。回路のインピーダンス[Ω]は。
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Z=√(R²+XL²)=√(8²+6²)=√(64+36)=√100=10Ω。3:4:5の比(×2)。
三相3線式回路で、線間電圧200V、Y結線された各相の負荷が10Ωのとき、線電流I[A]は。
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Y結線の相電圧=線間電圧/√3=200/1.732≒115.5V。線電流=相電流=相電圧/R=115.5/10≒11.5A。
単相3線式100/200V回路の特徴として、誤っているものは。
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中性線が断線すると両側の負荷に不均等な電圧がかかり、機器が損傷する危険がある。よってハが誤り。
単相2線式回路で、電線1本の抵抗が0.2Ω、負荷電流が10Aのとき、電線路の電圧降下[V]は。
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単相2線式の電圧降下=2rI=2×0.2×10=4V。往復2本分。
金属管工事で、管内に直径1.6mmの600Vビニル絶縁電線(軟銅線)4本を収めた場合、電線1本当たりの許容電流[A]は。ただし、周囲温度30℃以下、電流減少係数0.63。
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直径1.6mmのIV線の許容電流は27A。4本収めた場合の電流減少係数0.63を掛けると27×0.63=17.01A≒17A。
低圧屋内配線の分岐回路で、配線用遮断器の定格電流が20Aの場合に使用するコンセントの定格電流として正しいものは。
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20A分岐回路のコンセントは定格20A以下のものを使用。15A回路は15A以下、30A回路は20A以上30A以下。
定格電流60Aの配線用遮断器で保護された幹線から分岐して、3m以下の位置に過電流遮断器を施設する場合、分岐回路の電線の許容電流の最小値[A]は。
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分岐点から過電流遮断器までの距離が3m以下の場合は、分岐回路の電線の許容電流に制限はない。
力率改善のために低圧の電路に取り付ける機器は。
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進相コンデンサは遅れ力率を改善する。電動機などの誘導性負荷と並列に接続して力率を1に近づける。
600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CVケーブル)の絶縁体の最高許容温度[℃]は。
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CVケーブルの絶縁体(架橋ポリエチレン)の最高許容温度は90℃。VVFは60℃、HIVは75℃。
回路計(テスタ)で測定できないものは。
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回路計(テスタ)は直流電圧・交流電圧・抵抗を測定できるが、接地抵抗は測定できない。接地抵抗には専用の接地抵抗計を使用する。
漏電遮断器は何を検出して電路を遮断するか。
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漏電遮断器は零相変流器(ZCT)で地絡電流(漏れ電流)を検出して電路を自動遮断する。過電流の遮断は配線用遮断器の機能。
定格電流20Aの配線用遮断器に定格の1.25倍(25A)の電流が継続して流れたとき、自動的に動作しなければならない時間[分]の限度は。
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定格20Aは「30A以下」区分。1.25倍の電流が流れた場合、30A以下の遮断器は60分以内に動作しなければならない。
写真に示す器具の名称は。(写真:自動点滅器=周囲の明るさに応じて照明を自動的にON/OFFする器具)
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自動点滅器は周囲の明暗をCdSセル(光導電セル)で検知し、暗くなると自動でON、明るくなるとOFFする。屋外照明に使用。記号はA。
写真に示す器具の名称は。(写真:電磁接触器=コイルの電磁力で接点を開閉する器具)
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電磁接触器はコイルに電流を流して電磁力で接点を閉じ、電動機などの負荷を制御する機器。MCはMagnetic Contactor。
写真に示す工具の名称は。(写真:VVFストリッパ=VVFケーブルの外装と心線被覆を同時に剥ぎ取れる工具)
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VVFストリッパはP-958等の型番で知られ、VVFケーブルの外装剥ぎ・心線被覆剥ぎ・切断が1本でできる。技能試験で最もよく使われる工具。
直径1.6mmの電線4本をリングスリーブで接続する場合、使用するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)は。
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1.6mm×4本→小スリーブ・小刻印。リングスリーブの圧着マークは、1.6mm×2本なら○、3〜4本なら小、5〜6本なら中(いずれも小スリーブを使用)。1.6mm×7本以上で中スリーブを使用する。
低圧屋内配線工事で、ケーブル工事の施工方法に関する記述として、誤っているものは。
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VVFケーブルは金属管内に収めることもできる。ケーブル工事は施工方法の制約が最も少ない。よってニが誤り。
VVFケーブルを木造の天井裏で支持する場合に使用するものは。
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VVFケーブルの支持にはステープル(コの字型の釘)を使用する。サドルは金属管用。ダクトはバスダクト工事用。カップリングは金属管の接続用。
D種接地工事の接地線として使用する軟銅線の最小太さ(直径)[mm]は。
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D種接地工事の接地線は直径1.6mm以上の軟銅線を使用する。C種も同様に1.6mm以上。
金属管工事で使用される「コネクタ」の用途は。
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コネクタは金属管をアウトレットボックスに接続する金具。管同士の接続はカップリング、壁面固定はサドル、管端保護は絶縁ブッシング。
接地抵抗計による接地抵抗の測定方法として、正しいものは。
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接地抵抗の測定では被測定接地極と2本の補助接地極(P極・C極)を一直線上に約10m間隔で打ち込む。電路補助極法。
低圧検電器の使用目的は。
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低圧検電器は電路に電圧がかかっているか(充電の有無)を確認する器具。ネオン管の発光やLEDの点灯で判定する。
電気工事士法に定められている工事の範囲で、第二種電気工事士が作業できないものは。
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第二種電気工事士は一般用電気工作物のみ。自家用電気工作物は第一種電気工事士または認定電気工事従事者が必要。
電気工事士免状の交付を行う機関は。
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電気工事士免状は都道府県知事が交付する。試験を実施する試験センターではなく知事が免状を交付。
特定電気用品に該当するものは。
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漏電遮断器は特定電気用品(◇PSEマーク)。電線管、ケーブルトレーは特定電気用品以外。照明器具は種類による。
一般用電気工作物の適用を受けるものは。
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低圧受電の住宅は一般用電気工作物。高圧受電は自家用。出題当時の制度では太陽電池30kW(50kW未満)が一般用、風力25kW(20kW以上)が自家用扱いで、ロが最も純粋な一般用。※ 2023-03-20 法改正以降、出力10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備および出力20kW未満の風力発電設備は「小規模事業用電気工作物」に分類されます。
使用電圧100V(対地電圧100V)の低圧電路の絶縁抵抗値の最小値[MΩ]は。
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対地電圧100Vは「150V以下」の区分。絶縁抵抗値は0.1MΩ以上が必要。
配線図で「VVF 1.6-3C」と表記されるケーブルの意味は。
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VVF 1.6-3Cは直径1.6mmの心線が3本入ったVVFケーブル。Cはcore(心線)の略。3路スイッチ間などに使用。
配線図の略号「MCCB」で表される機器の名称は。
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MCCBはMolded Case Circuit Breakerの略で配線用遮断器。ELBは漏電遮断器、MCは電磁接触器。
4路スイッチを使用する場合の正しい組合せは。
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3箇所以上から照明制御する場合、両端に3路スイッチ2個、中間に4路スイッチを入れる。4路を増やせば制御箇所を増やせる。
配線図の図記号で「DL」が示す器具は。
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DLはDown Lightの略でダウンライト。天井に埋め込む照明器具。CLはシーリングライト、CHはシャンデリア。
住宅の配線で「ET」の記号が付いたコンセントは何を示すか。
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ETはEarth Terminal(接地端子)付コンセント。Eのみは接地極付。接地端子付は外部で接地線を接続するタイプ。
ボックス内に1.6mm×3本の接続が1箇所と、1.6mm×2本+2.0mm×1本の接続が1箇所ある場合、使用するリングスリーブの組合せは。
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1.6mm×3本→小/小。1.6mm×2本+2.0mm×1本→小/小。合計:小(小)2個。
ボックス内に2本接続が2箇所と4本接続が1箇所ある場合、差込形コネクタの種類と最少個数は。
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2本接続2箇所→2本用2個。4本接続1箇所→4本用1個。合計:2本用2個+4本用1個。
配線図で、壁面に取り付ける露出形コンセントを示す図記号の特徴は。
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露出形は壁面の線に接していない独立した記号で表す。埋込形は壁面の線に接する。Eは接地極付、WPは防雨形。
配線図で、壁付け蛍光灯(ブラケット)を示す記号の特徴は。
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壁付けブラケット照明は壁面の線に接した小さな丸と器具を表す細長い線で示す。Fは換気扇、×はダウンライト。
住宅のエアコン用に専用回路を設ける場合、使用する配線用遮断器と電線の組合せとして適切なものは。
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200Vエアコンの専用回路は一般的に20A遮断器とVVF 2.0-2C(+接地線)。VVF 1.6mmは30A回路には使えない。
配線図の「H」の略号が示す照明器具は。
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Hは水銀灯(High-pressure mercury lamp)。一般的に体育館や工場の高天井に使用される。
配線図の略号「TS」で表される機器の名称は。
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TSはTime Switchの略でタイムスイッチ。設定時刻に自動でON/OFFする。屋外照明やポンプの制御に使用。
100V回路でエアコンのコンセントに使用する接地が必要なコンセントの種類は。
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100Vのエアコンには接地端子付コンセント(ET付き)が一般的。接地極付は200V用が多い。
ボックス内に1.6mm×2本の接続が2箇所、1.6mm×4本の接続が1箇所、2.0mm×2本の接続が1箇所ある場合、リングスリーブの刻印の組合せは。
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1.6mm×2本→○刻印 ×2箇所。1.6mm×4本→小スリーブ・小刻印 1箇所。2.0mm×2本→小スリーブ・小刻印 1箇所 (JIS C 2806)。合計:○2個+小2個。
ボックス内に3本接続が2箇所と2本接続が1箇所ある場合、差込形コネクタの最少個数は。
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3本接続2箇所→3本用2個。2本接続1箇所→2本用1個。合計:3本用2個+2本用1個。
写真に示す器具の名称は。(写真:露出形コンセント=壁面に直接ビスで取り付ける丸型のコンセント)
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露出形コンセントは壁面に直接取り付ける丸型のコンセント。木造住宅の和室などで使用される。埋込形はスイッチボックスに取り付ける。
写真に示す材料の名称は。(写真:PF管用ボックスコネクタ=PF管をボックスに接続する樹脂製の接続金具)
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PF管用ボックスコネクタはPF管をアウトレットボックスに接続するための樹脂製金具。ロックナットで固定する。
写真に示す器具の名称は。(写真:引掛シーリング角型=天井面に直付けする角型の配線器具)
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引掛シーリング角型は天井面に直付けする角型の配線器具。四角い形状でVVFケーブルを直接接続できる。丸型より一般的。
写真に示す工具の名称は。(写真:ホルソ=ボックスに穴を開けるための円筒形の刃がついたドリルアタッチメント)
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ホルソはアウトレットボックスやプルボックスに円形の穴を開けるための工具。電気ドリルに取り付けて使用する。
写真に示す材料の名称は。(写真:ねじなしボックスコネクタ=ねじなし電線管をボックスに接続する金具)
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ねじなしボックスコネクタはねじなし電線管をアウトレットボックスに接続する金具。止めねじで管を固定する。ねじ切り不要。